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出会い頭の峠から、ひょっこり登場。
ツキノワさんと、タイヤさん。
ふたりの使命は、広い広い地球を旅しながら、
「みんなが無事故でいられますように」と願い、
見守りついでに、てくてくお散歩すること。
……ところが。
歩き出して、ほんの数歩。
方向感覚をあっさり見失い
右へ行ったり左へ戻ったり。
気づけばまた迷子に――。
それでもめげないどころか、なぜか前向き。
ツキノワさんとタイヤさん。
行き当たりばったり、寄り道だらけの珍道中、
今日も予定どおり、予定外に始まります。



出会い頭峠・接触丘―― 今日もどこかで、勢いよく飛び出している影がある。 その名も、ツキノワさん。 移動方法は早歩き。気がつけば先頭にいるが、 気がつくと「こっちじゃなかった!」と迷って戻ってくることも少なくない。 明るく、ハッスル全開。考えるより先に体が動く、生粋の行動派だ。 特技は、周囲がちょっと心配になるくらいのイタズラ。 一方で、細かい計画や、慎重すぎる判断はちょっぴり苦手。 そして何より弱いのが、「一旦止まろうでやんす」と言われたその直後である。 そんなツキノワさんの座右の銘は―― 「道をえらぶということは、 かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶ ってことじゃないんだぞ」

同じく出会い頭峠。 今度は脱輪谷から、静かに歩いてくる存在がいる。 タイヤさんだ。 ころころ転がれそうな見た目だが、なぜか転がることはできない。 移動方法は、あくまで歩行。急がず、慌てず、回らず。 マイペースで進みながら、口にする言葉は、だいたい哲学的で核心を突いている。 過去に「落ちた」経験から、止まることの大切さを誰よりも知っている。 特技は、適正な空気圧。そして―― 「止まるでやんす!」を叫ぶ、そのベストタイミング。 苦手なのは、急発進とABS。 さらに、「大丈夫大丈夫!」という根拠のない楽観主義には、静かに眉をひそめる。 そんなタイヤさんの座右の銘は、ただひとつ。 「ブレーキはともだち。」





1991年生まれ、石川県出身のイラストレーター。
ツキノワさんとタイヤさんの生みの親。
シンプルな線で描かれるニコニコした表情のイラストが特徴的。2015年にLINEスタンプをきっかけに活動をスタートし、広告、書籍、Web媒体など幅広い分野でイラストを提供している。 著書には『わらって!』(講談社)、『このきもちどうする?ずるいっておもっちゃう』(大泉書店)、『今日は早めに帰りたい』(KADOKAWA)、『疲れたあなたをほめる本』(ポプラ社)がある。近年は展示活動にも力を入れており、ロンドン、スペイン、韓国など国内外で展覧会を開催し、活動の幅を広げている。

























